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色彩検定は何級から受験すべき?いきなりの1級は大丈夫?

色彩検定

皆さん、こんにちは!
おうちパフェアーティスト「ぱふぇのようせい@juncom313」です。

私はパフェと同じくらい、色の世界が好きです。

自分の好きなものを深く学ぶために、
色彩検定3級から1級を独学で学び、1年で全て合格
しました。

このブログでは、
私が色彩検定試験にむけて勉強した内容、学び方などの経験やノウハウをまとめています。

色彩検定1級は受験者の少なさゆえ
公式テキスト以外に、参考書も問題集も殆ど出版されていない
という受験者泣かせの検定です。

私自身が色彩検定を学ぶ中でぶつかった壁や悩んだことなどがたくさんありましたので、
同じような悩みを持つ方に、少しでもアドバイスになれば幸いです。

さて、本日は色彩検定受験の順番についてのお話です。

「色彩検定」でネット検索をかけると、
「1級 いきなり」
などの検索ワードが候補に上がってきます。

もしかしたら、この記事にご覧になっている方も「1級 いきなり」で検索されたのかもしれませんね。

このことから、2級や3級の受験を飛ばして
1級からの受験を検討していらっしゃる方がいらっしゃる
ことが分かります。

色彩検定は、何級からスタートすればよいのかな?
いきなり一級から受験をしてもよいのかな?

今回はずばり!これらの疑問に答えていきたいと思います。

また、異なる級の併願についてもお答えしていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

こんな方にオススメな記事です。
・色彩検定の何級から受験すれば良いか悩んでいる
・色彩検定の上位の級から受けても問題ないのか知りたい

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色彩検定は何級からスタートするべき?

いきなりですが、結論から申し上げます。

色彩検定は3級からの受験を強くオススメいたします。

もし美術系の学校に通われていて、授業などで基本を理解されていらっしゃる方であれば例外となりますが、前準備や知識なくこれから色彩の勉強をスタートする方は、絶対に3級からのスタートを強くオススメします。

私自身、長くラグジュアリーブランドに勤めていた為、お客様へのコーディネート提案は日常茶飯。

加えて社内講師なども担っていたので、色に関する感覚やセンスには多少自信がありました。

また、会社ではパーソナルカラーに関する研修も受けていたので知識0というわけではなかったのです。

ところが!ところが!です。

3級のテキストを開いてみるなり愕然としました。

「間違えて理科の教科書を買ったのではないか?」と感じるほどの衝撃。

また、自分が学びたいと考えていた色の配色の章に入るまでが長いこと、長いこと。

「え?錐体細胞?」

「なになに、分光反射率曲線?こっちは分光分布?」

「PCCSってなに?」「トーン記号と色相記号??」

という感じで、色自体を学ぶ前に知らなければいけない基本がたくさんあるのです。

そして、2級も勿論1級も、この3級の知識があること前提として話が進んでいきます。

イメージとしては、

  • 3級が木の根っこ
  • 2級は木の幹
  • 1級は枝

というところでしょうか。

ですから、

試験を受けないとしても3級、2級の範囲をきちんと勉強することは必須です。

そして折角勉強したのなら、受験もしたくなりませんか?

ちなみに1級のニ次試験では、2級と3級テキストの巻末にある「JISの慣用色名」トータル約130色をPCCSという表色系のトーン記号に当てはめて全て覚える必要があります。

もし試験中に上記がわからないと、問題が解けないのです。

例えば・・・
慣用色名の藤色をPCCSのトーン記号に置き換えるとlt20+になりますが、
これを約130色分覚えるわけです。

3級、2級の各試験の際には、その慣用色名の色名と色を結びつける問題が出題する為、
記号はともかく、色名だけは嫌でも覚えることになります。

その為、もし3級2級を未受験だとすると1級受験の勉強時に

  1. 色名
  2. 実際の色
  3. 色の説明
  4. トーン記号

4点を全て一気に覚えなくてはならない、ということになるのです。

これは凡人にはキツくないですか?

いきなりの一級受験は?

ここまでお読みいただいた方は既に答えがおわかりだと思うのですが

いきなり1級受験はオススメしません。

もし受験しなくても、
2級と3級の勉強は、必ず念入りに(それこそテストを受ける気持ちで)勉強されること
をオススメ致します。

色彩検定1級の合格に飛び級のような近道はないんですよね。

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色彩検定は何級まで取得すればよいのか

それでは、3級からスタートして何級まで取得するのがよいのでしょうか。

これは、みなさんの目的にもよると思います。

色彩検定協会のHPでは、このように書かれています。

  • 3級 全ての級の基礎。日常や趣味に活かせるレベル
  • 2級 応用レベル。実用に応用できる色彩調和も学べる
  • 1級 色彩実務担当者として色彩設計に携われるレベル スペシャリスト

ひえっ!色彩実務担当者?色彩設計!!

そんな大それたものには。。。

と思った方の為に、私自身の各級取得時に達成した体感レベルをお伝え致します。

3級 色彩入門編 色に纏わる幅広い知識を習得
・明度や彩度、24色の色相の順番や違いの理解
・加法混色(ディスプレイなど)と減法混色(印刷)の違い
・グラデーションなど、簡単な配色作成
・PCCSのトーン(ビビッド、ブライトなど)

2級 色彩応用編 3級のステップアップ。より深く複雑な知識の習得
・物体の色の見え方
・照明による見え方の違い
・マンセル表色系の基礎
・さまざまな配色技法         

1級 色彩上級編 
・色の歴史の理解
・ファッションの歴史の理解
・色彩論やさまざまな表色系の理解
・色彩のビジネス活用の流れに関する理解
・素材の知識やVMD

このように見ると、1級の内容について、自分には必要ないかなと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、私が2級までの知識を本当の意味で使えるようになったのは、1級の受験をしてからでした。

3級と2級までは知識はあるものの、まだ自分で使いこなすまでには至らず、既にある商品をみて、この配色だよね。と理解はできるものの自分で配色技法を用いた作品を作れるようになったのは、ズバリ1級の習得後でした。

また、目に入る色をPCCSのトーン記号で例えられるようになったのも、1級を学んでいる頃でした。

夕焼けをみては、あれはdp4だとか、電車に乗り合わせた女性の洋服をみて、あれはb24だ、とか。

というわけで私が考える各級の目的の目安は以下です。

●色彩の世界を少し覗いて、専門知識を役立てたいなら3級
●色に携わる仕事で複雑な配色技法なども理解したいなら2級
●理解だけではなく、自ら自信をもって配色ができるようになるのは1級

併願?単願?お勧めの色彩検定受験方法について

最後に、受験の組み合わせについてご紹介します。

1級の受験は1年に1度、年末のみになります。

その為、1年間で1級迄取得をされたい方は併願の必要がございます。

一番のお勧めパターンは、

  • 6月に3級&2級を受験
  • 11月12月で1級の1次試験2次試験を受験

する方法です。私もこのパターンでした。

たまに1級と2級の併願をされる方がいらっしゃるのですが、1級は2次試験もあり、通常と異なる勉強をする必要があるため、1級は単体で受けた方が良いです。

勿論忙しい方や、級習得までの時間がかかってもよい方は、3級→2級→1級と順番に一つづつ受験するのもよいと思います。

最後に

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

この記事で以下のような皆さんのお役に立てたら嬉しく思います。

・色彩検定の何級から受験すれば良いか悩んでいる
・色彩検定の上位の級から受けても大丈夫なのか知りたい

私のインスタ@juncom313では、
色彩検定で学んだことを生かしたおうちパフェ
をご紹介しています。

ぜひチェックしてみて下さいね。

それではみなさん、また次の色彩検定ブログでお会いしましょう。

色彩検定に合格する最短ルートは「公式テキスト」の熟読です。
「公式テキスト」を早く読み始めれば読み始めるほど、合格に近付きます。
「公式テキスト」を手に入れていない方は、この機会に必ず購入しましょう^ ^

「過去問題集」も購入しておきましょう

公式テキスト同じぐらい必要なのは配色カードです。
あわせてぜひ購入しておきましょう。
このカードは切って使うので、2個以上買っておくことをオススメします。
1級まで目指す方は、試験でもこのカードを切って使います。
それまでに慣れておきましょう。

完全学がどうしても苦手な方は、
オンライン学習の月額定額サービス【ウケホーダイ】がオススメ。
色彩検定3級と2級の講座が用意されています。
サブスク型のため、月々の費用が固定でオンライン学習が受け放題です。
無料体験もできるようなので、まずは試してみてはいかがでしょうか?

色彩検定
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【プロフィール】
ぱふぇのようせい

おうちパフェアーティスト
パフェデザイナー
1級色彩コーディネーター

新卒で大手旅行代理店に入社し2年半、その後フランスの某有名ラグジュアリーブランドの日本法人にて15年勤務し、フランスの伝統的な「もの作りの精神」と「文化」や「アート」に深く触れる。激務の中、仕事後の夜中に「大好きなパフェを食べたい!」とストレス発散の為に自分のためのパフェを自分で作り始め、その奥深さに魅了される。

制作パフェ数は100以上。

前職で得たファッションやカラーのセンスに加え、1級色彩コーディネーターの知識を活かした華やかなパフェ作りを得意とする。

現在は「365日思い付いたらいつでも誰でもお店のようなパフェが作れる」をモットーに、日本のおうちパフェ文化の発展を願い活動中。

合言葉は本サイト名にもなっている「おうちパフェ365」

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